旧 茨城県立東海高等学校吹奏楽部OB会

tokaibrass.exblog.jp ブログトップ

特別寄稿

藤田 和浩
茨城県立東海高等学校吹奏楽部 OB会 会員

東海高校吹奏楽部OB 会設立の想い

私の頭で、四半世紀(25 年)以上前を思い返すのは至難の業に近いのですが、OB 会々長の斉田君より「ホームページのPROFILE に載せる文章を何か書いていただけないか」という依頼を頂きました。そこで、途切れ途切れの記憶を紡いでみることにしました。
表題に多少ずれますが、まず東海高校吹奏楽部創設時のことを少し書きたいと思います。昭和52 年春、当時の音楽教諭の海老沼芳子先生に吹奏楽部設立と顧問になって頂くようお願いしました。そして、吹奏楽未経験の男子(中学時代バレーボール部とテニス部)2 人をだましたった3 人で立ち上げたのが、東海高校吹奏楽部の原点だったように記憶しています。
東海中学校出身で吹奏楽を経験していた私としては、中学時代共に活動したメンバーが入部してくれるものと確信していましたが、その期待は見事全員にふられとても心細いスタートでした。
はじめにした事と言えば、顧問になって頂いた海老沼先生と村内の企業をまわり楽器購入のための寄付をお願いしたり、他校へ出向き使用していない楽器を貸してもらえるようお願いしたりと、演奏というよりも楽器を手に持つ体制を作る、共に汗をかいてくれるメンバーを探すのが何よりも先決でした。
そんな1 年も過ぎ、新1 年生を迎える入学式で校歌を演奏しました。即席で集めたメンバーで、東海高校吹奏楽部の人前での初演奏でした。
しかし、散々の演奏に入部を考えていた新1 年生(経験者)が入部を取り止めてしまうという緊急事態も苦い思い出です。それでも粘り強く勧誘し、茨城県吹奏楽コンクールに”西部の人々”で初出場できたのは、言葉には出来ない感動がありました。しかも、銅賞を頂いたときには歓喜の声を上げました。
そして3 年目には、着実に部員も増え、”皇帝への頌歌”で銀賞をもらいみんなでマジ泣きしたのを思い出しました。
楽器のひとつも無いところから野球の応援、文化祭での演奏、夏の合宿、そしてコンクールと在学中には「そこまでは・・・いけないだろう」と内心感じながら、作り上げた吹奏楽部でした。
さて、ここからが表題にある内容ですがOB 会設立の目的は後輩のサポート、指導そして援助など諸々の大義名分はありますが、これまで書き記してきたように苦労や熱い想い、愛着のある吹奏楽部や友にこのまま別離を告げるのは、かなり寂しいものがあります。また母校に帰る、みんながあの音楽室へ集える形を残したかったというのが本音だったように思います。騒々しい各パートのロングトーンの音も、整頓のされていない楽譜の匂いも、音楽室の香りや顧問の先生のかわらぬ笑顔もすべてが自分には心地よいものでした。いつでもあの場所へ帰れる、そんな場所が欲しかったのかも知れません。
それが東海高校吹奏楽部OB 会だったのかも知れません。現在では現役の吹奏楽部員もかなり少なくOB 会も機能していない旨をお聞きしました。残念なことではありますが、それも仕方の無い事だと思います。OB 会の活動が現時点で活発でない背景として、会員が年齢的に仕事や家庭の事が最も忙しい時期に入っているためではないでしょうか。そして、今後部活動をする生徒も減り、ますますOB 会々員も減り、OB 会の状況も逆ピラミッド型になっていくでしょう。それでも近い将来苦楽をともにしたOB、OG がまたあの音楽室に集い、母校そして吹奏楽部員のために形はどうであれ、きっと新たな活動をしはじめてくれると皆さんの力に期待しています。
OB 会としての会則や規則等々はあるにせよ、それらにとらわれず同じ時間を過ごし同じ空気を感じた仲間達があの頃のようになれたら、素敵な事ではないでしょうか。
OB 会設立の想いについてのお話が、ピントのずれた文章になってしまったかも知れませんが、1 回生の東海高校吹奏楽部、OB 会にかけた想いを少しでも感じとって頂けたなら幸いです。
[PR]
by tbbcob | 2008-01-01 08:35 | OB会員募集中!
line

茨城県立東海高等学校吹奏楽部OB会の旧ブログです。上のQRコード利用で携帯からも見られます!


by tbbcob
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31